登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

自然を愛し、物づくりを好むギタリストが始めた実験的ブログ

青松葉山

青松葉山・・・BCのつもりで望んだがアイゼン訓練に

最近までその存在すら知らなかった青松葉山。除雪の関係で登山口までなかなか近寄れないため、県道が開通し雪解けが終わるまでの2週間限定コースだそうです。先週末辺りが限界だったようですが、ネットで調べたところ「イケルカモ」ということで、まずは登山口まで向って見ます。国道107号から県道171号へ左折し宮古川井と岩泉の峠に到着。なかなかいい雰囲気のところだが・・・雪消えていました。今年はやっぱり暖冬だったのかと実感します。

■記録

ところで、1、2週間前はあれだけ混んでいた(新聞で見た)登山口・・・誰もいない。しかもBCの積もりで来たのに最初から乗っかる雪がない

しかも、少し気が重い中準備して、登山口出発早々カモシカとプーさんの足跡発見。やっぱり八幡平にしようかな~などど悩んでいるところに1台のジープが来るのが見えた。登山者に違いない!

これはラッキーということで、雪渓も出てきたので買ってまだ試してもいないアイゼンを装着しながらその人を待つ。「コンチハ~」と挨拶して先行させる^^後はついていくだけ(すんません)

ところが、アイゼン着けた途端、ゆっ雪が無い!広々とした牧草のような場所に出てしまった~。でも先行者はどんどん進むのでアイゼン履きっぱで追いかけることに。結果、ご想像通り程なくして「葉っぱ下駄」が完成した

でも、その後はほぼ雪渓の上を歩くことになったので、外さなくて正解だった。ただ、ザラメ雪も多くかなりの確率で踏み抜きがあったので、とってもイズイ。写真は米軍レーダー基地?の廃屋。この路唯一のイベントとなる

青松葉山に至るには尾根沿いに2つの小さなピークを越え、一旦大きな鞍部に下がり、その後急登と笹薮を漕いでやっと到達する。少なくともBC向きではない。正面が青松葉山。結構遠いな

振り返ってダケカンバと青い空。鶯の鳴き声が響いている。美しい光景だ。ちなみにこの雪渓の下には熊笹が密集している。確かに夏に来るのは無理があるようだ

全工程の半分くらいまで来た。青松葉山手前の鞍部に下る急斜面。アイゼン訓練だ!おお~滑らない。少し嬉しくなる

ちなみに先行者はつぼ足だが、斜面では滑った跡がある。アイゼン訓練続行だ・・・しかし、ここからがこの山の核心部。物凄い量の笹山なので、何度となく藪漕ぎを強いられ、アイゼンが重荷となる場面も

さっきの笹藪でついに先行者に追いつく。少し話をしたが、この最後の藪漕ぎが鬼門だそうで、「私はここで帰りますので気をつけてくださいね」と下山されてしまった。「が~ん」・・・しかし、そうとなればさっさと登ってしまえ・・・という事でおよそ30mも厚みがあろうかという藪急(ヤブキュー)を2回漕ぎ、やっとこさ稜線到達~。その甲斐あってここからは気持ちのいい路

早池峰北壁が左手に見える。ずーと見ながら歩いてきたがここが唯一のビューポイントのようだ

約2時間かけ頂上到着!久しぶりのスキーじゃない登山なので非常に疲れたが、達成感100%だ

頂上付近はこんな感じ。大きなアオモリトドマツ(大シラビソ)とダケカンバに囲まれた中にある。なのでここの眺望はちょっとだけ。もう少し進むと良いとこあるらしいが、今日はここまで

何故かこの写真だけピンボケ。ショック。今日は最近買ったT字ストック使ってみた。年寄りくさいが自分には合うかも

さて、今この山にいるのは自分ひとりかも知れないと焦燥感。一服してすぐ下山するが、途中団体さんや2組のペアとすれ違った。なんかホッとする

人も入っているし、登り返しで少し足に来たので帰りはゆっくり降りてきた。先程通過した牧場のようなところ。眺めがいい。阿部舘山方面が見渡せる。ここも残雪期間限定なのかな?

無事登山口到着。車が数台とバイカー1名

■タイム
07:56  県道171号峠の登山口発
08:29  米軍レーダー基地?の廃屋  
09:15  青松葉山下鞍部
09:55  青松葉山山頂
10:08  下山開始
11:13  米軍レーダー基地?の廃屋
11:32  登山口到着
 ※登り 1時間59分、下り 1時間24分

GPSログ(距離:8.87km、高度の上昇/下降:422m/-422m)

■勝手に難易度指数:18+3(藪漕ぎ度)=21points

■感想、反省等
・前半アップダウンは苦にならないが、最後笹薮急登は参る。
・想像するに夏山はほぼ8割が笹薮漕ぎ。期間限定は納得。
先行者から夏道開通との情報あり。でもトライする気ゼロ
・危険箇所は無し。
・T字ストック+アイゼン歩行GOOD。アイゼン使う山でもないが。
・下りの藪急(ヤブキュー^^)は案外問題は無い。
・雪で押しつぶされた笹の登りが問題である。